就職先にIT営業を希望する人の中には、自分に合う求人を効率よく探すため、求人サイトを閲覧したり転職エージェントに登録したりす人も多いのではないでしょうか。
求人サイトや転職エージェントを使うことで、自分に合った求人をスムーズに探しやすくなりますが、ある程度、自分の中で優先順位を付けておくことで、企業と自分の双方にマッチした就職が実現しやすくなり、さらに書類送付や面接に向かうまでの交通費も抑えることができます。
そこで今回は、IT営業職を希望する人へ、効率的な求人の探し方について解説します。
どのようなことを押さえれば効率よく自分に合った求人を探すことができるのかを知り、今後の就職活動にぜひ役立ててくださいね。
自分に合うIT営業の求人を探す|最初にやるべきこと
自分に合う求人を探したいのなら、まずはどのような求人が自分に合っているのかを知ることが大切です。
ここでは自分に合った求人を探すべく押さえておいて欲しい最初にやるべきことについて解説します。
どのようなことを押さえておくべきなのかを把握しておきましょう。
➀理想的な求人とはなにかを明確にする
さまざまな求人が掲載されていますが、その中でもどのような内容に「働きたい!」と意欲を持てるかを洗い出すことで、自分が求める求人(会社)の特徴を知ることができます。
例えば以下のような項目が挙げられます。
- 給与が良い・賞与がある
- 充実した研修制度によって昇格・昇進が目指しやすい
- 自宅に近い場所にあり通いやすい
- 福利厚生が整備されていて働きやすい環境
- ノルマがない
- インセンティブ率が高い
- 資格取得制度がある
上述した項目の中でも「これだけは譲れない」と思うものを2つほど洗い出すことで、自分の理想にほど近い求人を探しやすくなるでしょう。
ただし、給与や賞与の良い求人には多くの応募者が殺到する可能性があります。
応募時はIT営業で活かすことができる自分の能力を細かく洗い出し、差別化ポイントとしてアピールできるよう準備しておきましょう。
➁スキル・経験・得意分野の棚卸しをする
自分の中で探すべき求人の条件を厳選できたら、次は自分のスキル・経験・得意分野の棚卸しをしましょう。
この工程を綿密に行うことで応募すべき求人が探しやすくなります。
IT営業に活かせる資格や能力についてはこちらの記事でまとめています。就職先にIT営業を希望する人はぜひ参考にしてみてください。
なお、自分の強みを活かせそうな求人であれば、希望条件が3~5項目ほど該当するものをすべてチェックするのがポイントです。
条件の該当数が多く自分の強みを活かせそうな求人ほど、就職後のミスマッチを防ぎ、会社に貢献しながら自分らしく働き続けることができます。
③企業研究
自分の希望する条件や自身のスキル・経験などを洗い出した後は、これらに該当する求人を探し、企業研究を進めましょう。
このとき、企業が取り扱う製品やサービスの特徴、ターゲットとする顧客のニーズなども細かくチェックしましょう。
企業研究を綿密に行うことで、自身の強みをどのようなシーンで発揮でき、どのような貢献ができるかといった入社後のビジョンが鮮明になります。
入社後の働く様子がすでにイメージできていれば、自己PRや志望動機に説得力が増し、面接のわずかな時間でも採用担当者にインパクトを与えることができます。
IT営業職の探し方|仕事の種類
IT営業職を探すときは、仕事の種類について押さえておくことも大切です。
一般的にIT営業職では以下のような仕事を任されることがあります。
インサイドセールス
インサイドセールスとは、電話やメールなどで顧客にアポイントを取り、見込み客を作る仕事のことです。
内勤営業と呼ばれることも多く、見込み客を作った後は、後述するフィールドセールスに引き継ぐのが一般的です。
インサイドセールスの仕事を探す場合は、業務内容に注目しましょう。
自社サービスのセールスなのか、インサイドセールスを担う企業なのか、さらにはどのような手段を使って営業するのかを把握することで、自身の能力を発揮できる企業かをチェックすることができます。
この部分をきちんとチェックしていないと、自社サービス(あるいは製品)に愛着が湧かず、売り込むことに難しさを感じるといった就職後のミスマッチにつながる可能性があります。
ソリューション営業
ソリューション営業とは、お客様との対話を通じて、お客様の抱える問題を知り、その問題の解決策を提供する営業方法のことです。
自社製品やサービスを細部まで理解し、その上でお客様の問題を課題と捉えることで、どの製品・サービスが解決につながるのかを論理的に提案することができます。
ソリューション営業では自社製品やサービス、お客様の悩みを要約でき、簡潔にまとめられる人に向いています。
フィールドセールス
フィールドセールスとは、蓄積された見込み客情報を活用し、営業訪問や自社製品・サービスの提案やクロージング活動を行う営業方法のことです。
顧客ニーズをつかみ、購買を獲得する外回りの営業活動が中心です。
インサイドセールスによって得た見込み客の課題を把握し、顧客にとって適した解決策を提示できる能力を持つ人はフィールドセールスに向いています。
自分に合うIT営業職の探し方
ここからは、自分に合うIT営業職の探し方について解説します。
これまで利用したことのなかった方法があれば、この機会にぜひ試してみてくださいね。
➀転職エージェントや求人サイトを活用する
一つめは、転職エージェントや求人サイトを活用・併用する方法です。
求人サイトの中には、自分の条件を細かく設定した上で理想的な求人を探すことができるものも多いので、働きたい企業が明確になっている人にとってはおすすめの方法です。
転職エージェントは、求人サイトのように条件を細かく設定することで、専任のエージェントが登録者の理想に近い求人を案内してくれるものです。
登録後は細かな設定が必要になるものの、一度設定しておけば自分で理想に近い求人を探す手間が省けるといったメリットがあります。
転職エージェントの中には、応募書類のチェックや面接対策などを導入していることも。
就職活動に不安がある人、書類作成・面接対策を行いながら自分に合う求人を探したい人にはおすすめの方法です。
➁知人などから企業を紹介してもらう(リファラル採用)
自分の理想に近い企業に働いている友人に企業を紹介してもらう方法もあります。
企業が求める人材であり、かつ応募者にとっても理想的な企業であるほど、採用までがスムーズに進み、応募者も腰を据えて働くことができます。
また、企業に属す社員が自社にマッチしそうな人材を、自分の友だちや知人の中から見つけ、採用選考につなげるリファラル採用も有効です。
自分の理想に近い企業で友だちが働いている場合は、リファラル採用の有無を確認してみましょう。
リファラル採用を導入する企業だった場合、思いがけない方法で入社できるかもしれません。
③企業公式ホームページから直接応募する
IT営業職を募集する企業のホームページから直接応募する方法もおすすめです。
IT業界の企業の中には、公式ホームページで新卒や第二新卒、中途採用などを積極的に募集しているケースも多いです。
企業が求める人物像と自分の特徴がマッチする企業であれば、この機会に応募してみても良いかもしれません。
ちなみに同サイトを運営するエイトリンク株式会社も新卒や第二新卒、中途採用を大募集中です!
IT営業職に就きたいならエイトリンク株式会社
今回はIT営業職の求人を探す方法について解説しました。
求人を探すにはまず、どのような企業で働きたいと思っているのか、条件を洗い出すことが大切です。
どのような条件で働きたいのかを見つけておくことで、就職後のミスマッチを防ぎながら腰を据えて働ける企業を探すことができます。
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